奈良・鎌倉 大仏百科
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奈良の大仏

奈良の大仏といえば東大寺ですね。世界遺産にもなっているので知らない人はいないでしょう。観光名所にもなっていて、奈良の大仏がおさめられている巨大な大仏殿に驚いた人も少なくないと思います。鎌倉の大仏と比較される奈良の大仏について紹介していきます。

奈良の大仏の材料

奈良の大仏奈良の大仏は何度か作り直されているので、その時代ごとで使った材料の量が違ってきます。造られた当初の頃の鉛は貴重なもので、使われている量も江戸時代に作り直されたものと比べると、1/6の量になります。鋳造するための銅が修復や作り直しに一番多く使われたのが、鎌倉時代に造られた右肩になります。大仏が造られた当時に金メッキを施す為に使われたのは、金はもちろんのこと、水銀も金以上に大量に使われていました。

当時の金メッキの方法

銅を流し込んで鋳造が終った大仏に、金メッキが施されていました。金10.436両、現在の量に換算すると375kg、水銀58.620両、現在の量で2110kg、2t以上にもなります。金メッキの技法は次の通りです。

金を水銀で溶かす→アマルガムという銀色の液体になる→大仏に塗る→炎で焙る→銀が溶ける→金だけが残る

当時、焙るのには炭が使われました。巨大な大仏を焙る為には、たくさんの炭が必要だったことでしょう。作業にあたった人達の苦労が忍ばれます。ちなみに、使われた銅の量は500t近くになります。

大仏殿に使われた木材の量

創建当初の大仏殿は、現在のものよりも大きいものでした。木造建築であることから、膨大な数の木材を使用しました。柱だけでも口径1.06m、長さ30.3m前後のものが84本使われています。柱だけでもこれだけ使用されていて、大仏殿全体で見ると、とんでもない数になります。調査によると、創建当時の大仏殿に使われた材木の総材積は、14800立方メートルであっただろうと言われています。これは使用する段階での材木の量ですから、原木にすると膨大な量であったことは推測できます。これを切り出す者、運搬する者、製材する者など、多くの人の関わりで大仏殿は造られたのです。

東大寺と大仏

東大寺大仏殿

私たちが「東大寺」「奈良の大仏」「大仏殿」と呼んでいる名前は通称でしかありません。正式名称は「金光明四天王護国之寺(こんこうみょうしてんのうごこくのてら)」「盧舎那仏挫像(るしゃなぶつざそう)」「東大寺金堂」となります。しかし、現在では正式名称よりも通称の方が一般的で、こちらの方が正式名称のような錯覚さえ覚えます。

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