奈良・鎌倉 大仏百科
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奈良と鎌倉の大仏の違い

どうして奈良の大仏と鎌倉の大仏は比較されることが多いのでしょうか。両者の大仏よりも大きい大仏はあるにも関わらずです。奈良の大仏は世界遺産にも登録されていますし、鎌倉の大仏は謎が多いことで有名だからでしょうか。比較されることが多いのは事実ですので、ここでは徹底的に比較していきたいと思います。

造られた時代の違い

奈良の大仏比較されることが多いのに、造られた時代にはかなりの開きがあります。奈良時代と鎌倉時代、500年もの開きがあるのです。造られた時代が違うとそれぞれの時代背景も違い、造られたきっかけも違うものとなるでしょう。

また、大仏の顔についても時代の流行や地域的なものもあるので、同じ顔つきとは言えません。時代が違うということは、大仏を造るのにかかった資金も全く違うでしょう。その資金調達はどうしたのでしょうか。別ページで紹介していきます。

奈良と鎌倉の大きな違い

鎌倉の大仏大仏殿の中にあるか、屋外にあるかという一目で分かる違いはありますが、その他の大きな違いとはどんなものでしょうか。奈良の大仏が部分的に何度も作り直されていて、建立当初のものはほとんど残っていません。現在の奈良の大仏は、体のパーツごとに造られた時代が違います。

一方鎌倉の大仏ですが、補修はされていますが、ほとんど造られた当時のままだとされています。ですが、現在の鎌倉の大仏、実は2代目なのです。最初に造られた鎌倉の大仏は木造で、完成後数年で倒壊し、現在の青銅のものに造り替えられているのです。それが今日まで補修を重ねながら残っていると言うわけです。

印相の違い

印相については【大仏を比較】でも少し触れていますが、ここでもちょっとだけ紹介しましょう。印相とは、仏様の手の位置や形のことをいいます。如来像はそれぞれとても似ていて見分けることが素人ではとても難しく、手の形で見分けることになります。指の形や位置で意味があり、様々なことを手だけで表わしています。

奈良の大仏の印相

奈良の大仏の結ぶ印は、施無畏(せむい)・与願印(よがんいん)の組み合わせです。奈良の大仏の右手、手の平を見せるようにしていますが、これが施無畏で、人々に力を与え、畏れることのない状態を表わします。左手は与願印で人々の色んな願いを叶えるという意味を持つ、釈迦如来の印相になります。

鎌倉の大仏の印相

鎌倉の大仏の結ぶ印は、組まれた足の上に両手を組み合わせたもので、上品上生印、もしくは弥陀定印といい、最高の悟りの状態であることを表わしています。これは阿弥陀如来の印相になります。

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